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読書感想「パンチラインの言語学」川添愛(2025)

  6冊図書館から一気に来た…速く読めそうなものから読んでいこう。

と思って手に取った1冊目が面白すぎた。

ドラマやマンガの名言(パンチライン)を言語学の観点から眺めてみようというもの。

八割知らなかったドラマやらマンガやらだけど、

「タッチ」の「めざせカッちゃん甲子園❤️」(ハートマークつきがなおさら)はすごいなと思った。

  自分のことを好きだとわかっている男の子に、自分は別の人を好きなのにこんな言葉与える(色紙に書いた)なんて、浅倉南恐ろしい子…!(←これは「ガラスの仮面」のセリフである)というか何を考えているのかわからん。

   そもそも浅倉南というこの女の子、容姿端麗成績優秀という時点で女子から嫌われそうなのに両手に花である。大嫌いだ。

   でも少年マンガだし本筋は野球だし、何より絵に少女マンガのような華やかさはないので、浅倉南が美人かというとマンガの世界でそうとされているから、まぁそうなんだろうぐらいのビジュではある。

  それ以外に取り上げてるのは「北斗の拳」とか「地面師たち」とかよく知らないんだけど、これは!と思ったのが「ミステリと言う勿れ」

  でもこの本に取り上げられているセリフより、主人公自身が凄いなと思っていた。刑事の「子供が生まれてからの妻の自分に対する態度が変わった(冷たくなった)」との相談に主人公の久条整(くじょうととのう)が言うのが「ちょっと目をはなすと死んでしまう生き物が目の前にあるのだから、変わって当たり前。むしろなんであなたは変わらないのか」というようなことを言ったと思う。学生で結婚もしてないましてや子供もいない、なんなら本人がまだ子供のような年齢なのに、よくそんな事思いつくなぁと主人公の想像力に感心した。言語学的には「こ、そ、あ、ど」によってウソが明らかになるということで、「そんな奴」と「あんな奴」では「あんな」だと知っていることになるとかまぁそういった感じのことが。とにかくこのマンガは言葉にとても留意して描かれている。

   取り上げているものの中では知らないけど、観てみたいと思うものもあった。Netflixのドラマ「極悪女王」とか。

   言語学の観点からなので難しいかと思いきや面白くてサクサク読めた。続刊求む。

急にお好み焼きが食べたくなり、人生初めてお好み焼き作った。味はまぁ普通だった…

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